このサイトは、「日本の住まいをもっと素敵に」をコンセプトに、
お部屋づくりにおすすめなインテリアアイテムやコーディネートを、
家具を中心に「ロジカルにわかりやすく」発信していくサイトです。
部屋のコーディネートがわからない。
家具買いたいんだけど、どれがいいのかわからない。
部屋を良くしたいんだけど、どうしたらいいのかわからない。
部屋のイメージはあるんだけど、どの家具を選べばいいのかわからない。
インテリアにあんまり興味ないけど、自分の家はそれなりにしたい。
家具やそのデザインに興味がでてきたので、もっと知りたい。
ファッションだけでなく、インテリアにもこだわりたい。
自分の部屋をモテ部屋にしたい。
などなど・・・
上記のような悩みや要望は、
このサイトを見ればまるっと解決できる、
そんなサイトにしていきます。
なぜインテリアを発信するのか?
私は今まで、家具メーカーに勤務し、100を超える家具を企画、デザインしてきました。
もちろん売れる商品も、そして売れない商品も、どちらもたくさん作ってきました。
そんな中で、「え?これが売れて、これが売れないの?」という商品が出てくるのです。
絶対にこっちのほうがいいのに、確実にユーザーの部屋や生活をよくするのに売れない。
その大きな理由の一つが「価格」です。
現在、家具業界は二極化が進んでいます。
量産低価格帯か高品質高価格帯か、
そして高価格な家具を買える人は当然限られてきます。
大部分の人が量産低価格の家具で「なんとなく」部屋をつくっている状況なのです。
当然ですが、仕様にこだわればこだわるほど価格は上がります。
しかし機能があまりない家具では、価格分の違いが分かりづらい。
確かに、家具って機能的に見ればどれも「同じ」です。
家具の機能なんて突き詰めれば「座れる」「物を置ける」だけなのです。
空中に一枚の板があればそれは家具なのです。
その板が地面から45cmの高さにあれば椅子になり、
70cmの高さにあればテーブルになる。
家具なんてそんなものです。
・・・でもどうでしょう?なんだかそれだけでは味気ないと思いませんか?
多くの人は人生の大部分を自分の家で過ごすことでしょう。
その人生の大部分がもっと快適で心地のよいものになったとしたら・・・
良い服を身にまとうと気分が上がるように、
部屋を良いインテリアにすると日常生活の心地よさが全く変わります。
もっと多くの人々が心地よい暮らしを送れるようになる。
シンプルですが、それがインテリアを発信する意義です。
もちろん、「これを使えば間違いない」インテリアアイテムを紹介し、
言った通りにコーディネートしてもらえば、見栄えのいい部屋は簡単に作れます。
でも果たしてそれだけでいいのでしょうか?
このサイトの目指す目標とは?
日本の洋家具文化は戦後GHQの占領下から始まったとされています。
つまりせいぜい75年、
そう、日本は欧米に比べ、圧倒的に洋家具の歴史が浅いのです。
なので日本人が家具やインテリアにあまり通じていなくてもそれは当然なのです。
しかし現代の日本人の生活はほぼ完全に欧米化されています。
そんな生活の中で、欧米並みとは言いません、
各自が必要最低限、インテリアの知識を持つだけでも、
暮らしの心地よさは格段に上がるはずなのです。
つまり日本人には圧倒的に伸びしろがあるのです。
断言します。
日本のインテリアはまだまだ良くなる。
そのためには、インテリアが好き、インテリアに興味がある人をもっと増やし、
それぞれが自分の意思で、こだわりを持って家具を選ぶ、
そんな世の中を当たり前にする必要があるのです。
そうやって日本人のインテリア感度は底上げされ、
結果的にもっと心地よい暮らしを送れる人が増えるのです。
そして必然的に、人々の感度が上がれば、
皆今よりもっと良い家具やインテリアアイテムを求めるようになり、
「良い商品が良く売れる」
そんな当たり前に正常な状態へ、家具インテリア産業が戻っていくことができます。
もちろんそうなれば我々家具デザイナーもより力を発揮できるようになり、
日本の家具文化が育っていくという、良い循環が生まれるのです。
私の最終目標は家具インテリア産業にそんな良い循環を起こすことです。
そのための第一歩として、このサイトを立ち上げました。
最後に
奇しくも、世の中は今、未曾有の非常事態に見舞われています。
リモートワーク、外出自粛と、
自分の住まいで過ごす時間がこれまでより増えていることと思います。
そこでこの非常事態を、
自分の住まいを、そして暮らしを見直す機会と捉えてみるのはどうでしょう。
現代の人々の多くが日々の生活に追われています。
自分の部屋を見直す余裕なんてそうそう持てません。
そんな日常の中で、少し立ち止まって自分の足元=部屋に目をむけてはいかがでしょう。
これからこのサイトを通して、そのための些細なお手伝いをしていければ、と思います。