おすすめ北欧家具

5万〜10万円の北欧ダイニングチェア(肘無し)おすすめ7選

北欧インテリアに合う家具を価格帯別、

タイプ別に分けて紹介する北欧インテリアのおすすめシリーズ。

北欧インテリアに興味がある、もっと知りたい人や、

実際に部屋を北欧インテリアにしたいけど、どれを選ぶかわからない人、

テイストとかよくわからんけど、とりあえず部屋をセンス良くしたい人も、

この記事見てもらえば、まるっと解決します。

今回紹介するのは中価格帯となる、

5〜10万円台のダイニングチェア(肘無し)」です。

まいん
まいん
100を超える椅子をデザインしてきて、椅子のデザインで国際家具コンペも受賞した筆者がおすすめを紹介していきます。
クリックできる目次
  1. 北欧インテリアに合うダイニングチェアを選ぶ基準
  2. 5万〜10万円のおすすめ肘無し北欧ダイニングチェア
  3. まとめ

北欧インテリアに合うダイニングチェアを選ぶ基準

私が北欧インテリアに合うダイニングチェアを選ぶ基準は、

デザイン、素材、座り心地の3つです。

シンプルだけどこだわりのあるデザイン

北欧インテリアに合う椅子のデザインは、

シンプルな中にこだわりのデザインがある椅子」です。

椅子としてシンプルで癖がなく綺麗なのは大前提。

そのなかでどれだけ他にないデザインを込められるか。

それが椅子の魅力を左右するのです。

まいん
まいん
家具デザイナーとして数多くの椅子をデザインしてきた私が、それぞれのデザインのこだわりについて詳しく解説します。

オークかウォールナット

北欧インテリアをかたちづくるには、

基本的にはオークかウォールナットの家具を選んでいくといいでしょう。

この二つの樹種なら、低価格な椅子でも安っぽく見えず、簡単に雰囲気を出せます。

また、一部樹脂を使った椅子を紹介していますが、

高見えする質感の樹脂を選んでいます。

まいん
まいん
ナチュラルな感じにしたいならオーク、
よりモダンな感じにしたいならウォールナット、
ブラックやグレーなどの単色の家具を差し込んでいくと、
現代的な北欧インテリア、ニューノルディックっぽくなります。

座り心地について

座り心地は個人差が大きい部分でもありますが、

私が座って座り心地に問題がないと判断したものを載せています。

まいん
まいん
海外ブランドの椅子は座面が高いものが多いので、背が低い方は国内ブランドの椅子がおすすめ。

それでは、おすすめのダイニングチェアを紹介していきます。

5万〜10万円のおすすめ肘無し北欧ダイニングチェア

HIROSHIMA Chair(ヒロシマチェア)/ MARUNI COLLECTION

まずはマルニ木工がグローバルに展開するMARUNI COLLECTIONからHIROSHIMA Chairです。

実はこの椅子、私が長く愛用している椅子の一つでもあります。

HIROSHIMAというとアームチェアが有名ですが、個人的にはこのアームレスの方が特徴的で好きです。

HIROSHIMA Chair(ヒロシマチェア)をおすすめする理由

・まるでルールがあるかのような「明快なデザイン」

部材が大きなカーブで平らに繋がれており、四隅の角も大きく丸まっているため、とてもなめらかな印象。

全てのカーブや丸みは均一なため、まるで一つのルールがあるかのようです。

プロポーションの美しさも相まって、構造的には普通の椅子なのに、唯一無二の個性を感じます。

まさにデザイナーの深澤直人氏の唱える「スーパーノーマル」を体現した椅子だといえるでしょう。

HIROSHIMA Chair(ヒロシマチェア)を購入するなら

HIROSHIMAは材料がビーチ材とオーク材から選べ、それぞれに塗装色が数種類あります。

張地のランクによっても価格が変わるので、インテリアの雰囲気と予算に合わせて選びましょう。

今や世界一の張地ブランドといえるデンマークのKvadratの張地から選べます。

私が使っているのはオーク材のナチュラルホワイトです。

ナチュラルクリアよりも少し白みがかっていて雰囲気があり、お気に入りです。

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MARUNI COLLECTION

Roundish Chair(ラウンディッシュチェア)/ MARUNI COLLECTION

次もMARUNI COLLECTIONからRoundish Chairです。

実はこちらが今回最も万人におすすめできる椅子です。

その理由は「圧倒的な座り心地」にあります。

Roundish Chair(ラウンディッシュチェア)をおすすめする理由

・2枚の成型合板が生み出す「座り心地」


背板と座面はどちらも深くカーブした成形合板でつくられています。

この深いカーブが吸い付くように体にフィットし、抜群の座り心地を生み出します。

座り心地は間違いなく今回紹介する中でNO.1です。


カーブした大きな背板と背板はデザイン上でも大きな特徴となっています。

形状に癖がなくシンプルですが、しっかりと美しく優美な印象も持っています。

このバランスのとり方がデザイナーの深澤直人氏は抜群に上手いです。

Roundish Chair(ラウンディッシュチェア)を購入するなら

Roundish Chairはビーチ、オーク、ウォールナットの3種があり、それぞれに塗装色が数種類あります。

また、座面と背板の表面に張地を張ったタイプもあるので、予算とインテリアに合わせて選ばれるのをおすすめします。

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ウォールナットは現在MAAKETのみの取り扱いです。

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MARUNI COLLECTION

Lightwood Chair(ライトウッドチェア)/ MARUNI COLLECTION


さらにMARUNI COLLECTIONからLightwood Chairです。

見た目にも重さでも圧倒的に「軽い」椅子で、どんな空間にも馴染み、動かしやすく使いやすいです。

Lightwood Chair(ライトウッドチェア)をおすすめする理由

・削ぎ落とされた部材が生む「軽さ」


なぜこの椅子がそんなに軽いのかというと、まず第一に、座面に板が入っていないことが大きいです。

座枠にウェビングシートやメッシュシートを張って、透け感のある座面を作り出しています。

他にも体積の少ない丸棒の脚部や細い背板など、様々な部分をそぎ落としているので、普通の椅子のようで、ほかにはない軽やかさを感じるのです。

Lightwood Chair(ライトウッドチェア)を購入するなら


Lightwood Chairは、アッシュ、メープル、オークの材料で、塗装色が選べ、座面はメッシュ、ウェビング、張地から選べます。

最も軽やかさを感じるのはアッシュのメッシュシートタイプです。

アッシュはデザイナーのジャスパー・モリソンも推している材のようです。

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アッシュと張地仕様は現在FLYMEeのみの取り扱いです。

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MARUNI COLLECTION

WORKSHOP CHAIR(ワークショップチェア)/ MUUTO

次に紹介するのはデンマークのMUUTOからWORKSHOP CHAIRです。

現代デンマークを代表する女性デザイナー、セシリエ・マンツのデザインです。

こちらは近年発売されたサイドチェアの中では、最もデザイン的に完成度が高いと感じている逸品です。

WORKSHOP CHAIR(ワークショップチェア)をおすすめする理由

・独自の「デザインバランス」

とはいえ、非常にシンプルな椅子なので、一見良さが分かりづらいかもしれません。

脚部と背板の対比に着目してみてください。

まるで四角い箱から切り出したような脚部はテーパー(先細り)もしておらず、非常にミニマルな形をしています。

座面も座枠とフラットになっており、脚部フレームの一部といった感じです。

それに対して背板は丸く緩やかなカーブを描き、薄く軽やかに背柱に付いています。

背板の端に背柱が付いているので、正面から見ると、背柱と背板の境目を感じず一体感があります。

非常にミニマルな全体像を描きながら、背板でアクセントをつけているところが絶妙なデザインのバランスなのです。

WORKSHOP CHAIR(ワークショップチェア)を購入するなら


WORKSHOP CHAIRは、ブラック、オーク、オレゴンパインの三種があります。

使いやすいのはもちろんブラックとオーク。

組み合わせて今っぽいモノトーンの北欧インテリアにぴったりです。

特徴的なのはオレゴンパイン。

なかなか他にない色味と木目ですが、この椅子を一番引き立てるのはオレゴンパインかなと思います。

実際、セシリエ・マンツのオリジナルデザインはオレゴンパインだったようです。

それを見ていい椅子だなと思っていたらMUUTOから商品化されて、さすがだなとおもいました。

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NERD CHAIR(ナードチェア)/ MUUTO

次もMUUTOからNERD CHAIRです。

今回紹介する中で最も新しい椅子であるNERD CHAIRは現代的なデザイン性が特徴です。

まさにニューノルディックといえる新時代の北欧家具と言えるでしょう。

NERD CHAIR(ナードチェア)をおすすめする理由

・ニューノルディックを代表する「斬新なデザイン」

NERD CHAIRのデザインの斬新なポイントは二つあります。

まず座面。

座面に成型合板を使っている椅子は数多いですが、この椅子は通常とは逆向きにカーブしているのです。

お尻を包み込む形ではなくなるものの、座りづらくないのは大発見であると思います。


そして背板。

背板が座面を貫通して取り付いているのも新しいです。

通常であれば、工場の作りやすさを考えると、座面の後ろにくっつける形で背板を取り付けるでしょう。

しかしこのデザインによって背板を取り付ける金具を隠すことができています。

ただの思いつきではなく、理に適ったデザインなのです。

NERD CHAIR(ナードチェア)を購入するなら

NERD CHAIRはカラーが多彩です。

インテリアのイメージに合わせてもよし、色味を抑えたインテリアに差し色で入れてもよし、

さまざまなカラーをミックスさせせてもよしと、単色なので使い勝手がいいと思います。

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カラーの品揃えはMAAKETが多く、全て淡い色味で合わせやすいのでおすすめです。

CHAIR 66(チェア 66)/ Artek

現代のデザインを紹介してきましたが、のこり二つは歴史に残る名作デザインです。

まずは、Artekの名作CHAIR 66です。

アルヴァ・アアルトのデザインで有名なSTOOL 60をベースに背もたれを加え椅子にしました。

CHAIR 66(チェア 66)をおすすめする理由

・どんな空間にも合う「シンプルさ」

これ以上にシンプルな椅子があるでしょうか。

STOOL 60はスツールも含めた「座れるもの」の中でもっともシンプルなデザインですが、そのシンプルなデザインを邪魔することなく、最小限に手を加えて椅子にしたと言えるでしょう。

結果的にどんな空間にも馴染む椅子になっているのです。

CHAIR 66(チェア 66)を購入するなら


CHAIR 66は現在5色のカラーバリエーションがあります。

北欧インテリアとの相性バッチリで、サイズもとても小さいので、スツール代わりに持っておくのもおすすめです。

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SERIES 7(セブンチェア)/ FRITZ HANSEN

最後に紹介するのは名作中の名作セブンチェアことSERIES 7です。

フリッツ・ハンセン社史上最高の販売脚数を記録したこの椅子は、もはや説明不要といえるほど有名ですが、この価格帯の最後の締めとして選ばせていただきました。

SERIES 7(セブンチェア)をおすすめする理由

・成形合板が生み出す「椅子のアイコン」

成型合板の椅子としてはアリンコチェアのほうが先です。

その3年後に登場したセブンチェアはいわば改良版。

そのセブンチェアがなぜここまで有名になったのか。

それは背の形の強さにあると思います。

セブンチェアの背の形は椅子のアイコンとしてとてもイメージしやすい形なのです。

誰でも一筆書きできる、シンプルでありながら強い形。

デザインの理想系とも言えるでしょう。

SERIES 7(セブンチェア)を購入するなら

セブンチェアに関してはあえて多くを語りません。

それだけ有名な椅子だからです。

近年セブンチェアはカラーバリエーションがとても増えていて、

絶妙な中間色なども多いので、もう知ってるよという人も再度チェックしてみてはどうでしょう。

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まとめ

今回は5〜10万円台のダイニングチェア(肘無し)の中でおすすめを紹介いたしました。

この価格帯の国産チェアはMARUNI COLLECTIONが圧倒的に良いです。

北欧だと、いわゆるニューノルディックと言われる新しいブランドMUUTOがおすすめ。

HAYと似ていますが、MUUTOの方が高価格で椅子のデザインのクオリティが高いです。

またこの価格帯だとセブンチェアなど往年の名作にも手が届きます。

ぜひ気になった椅子を下のリンクからチェックしてみてください。

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MARUNI COLLECTION

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